誰かこの状況を説明してください!14話のネタバレと感想

前回のあらすじ

社交界でアルゲンテア公爵家の長女バーベナにヴィオラは絡まれるものの、夫であるサーシスに助けられ、難を逃れる。

少しずつサーシスはヴィオラに思いを寄せていき、ついに彼はヴィオラにデートの誘いをする。

 

誰かこの状況を説明してください!14話のネタバレ

 

サーシス「ヴィオラ!」

 

ヴィオラ「旦那様!お待たせいたしました」

 

サーシス「ああ今日も一段と綺麗です。僕が霞んでしまうな」

 

ヴィオラ「私の方が霞ですけどね」

 

ヴィオラ「ありがとうございます。今日はどちらへ参りますの?」

 

サーシス「それは行ってのお楽しみです」

 

ヴィオラ「外出なんて初めてですね。おうち大好きなので全然いいいのですが」

 

サーシス「着きましたよ」

 

サーシス「まずはここです!」

 

ヴィオラ「見るからに庶民お断りな店構え‥!」

 

店の人「いらっしゃいませ。フィサリス公爵ご婦人様!」

 

ヴィオラ「オートクチュールのマダム?」

ヴィオラ「えっと‥」

サーシス「たまには直接お店に来るのもいいでしょう?」

 

ヴィオラ「またドレスの新調ですか?」

 

店の人「普段着や小物もございますよ!」

 

マダム「本日はどんなドレスを仕立てましょう?」

 

ヴィオラ「いきなり散財なんて聞いていません!!このままでは高価なドレスを作られてしまいます‥!」

 

ヴィオラ「あ、あのっ」

 

ヴィオラ「あちらのシャツ旦那様にお似合いになると思いますよ!」

 

サーシス「え?」

 

サーシス「僕にですか?」

 

マダム「もちろん濃く尺様にお似合いの服もたくさんございますよ」

 

サーシス「僕のものを買うつもりはなかったのですが‥貴方が見立ててくれるなんてうれしいです」

 

ヴィオラ「って結局散財させてしまいました!!」

 

ヴィオラ「旦那様のお金を旦那様のために使ったのだから、よしとしましょう」

 

サーシス「そろそろお腹空きませんか?」

 

ヴィオラ「そうですね」

 

サーシス「実はレストランを予約してるんです」

 

サーシス「ここです」

 

サーシス「王宮料理長が引退後に始めたお店なんですよ」

 

ヴィオラ「またもや庶民お断りですか!!」

 

ヴィオラ「もしや朝持たされたこの薬は‥!」

 

ヴィオラ「なんだか『デート』というより旦那様のセレブ趣味に付き合われたような‥」

 

ヴィオラ「お茶やお料理もお屋敷のみんなが用意してくれる方が美味しく感じますし。お屋敷が恋しいです‥」

 

サーシス「今日は楽しかったですね‥」

 

ヴィオラ「‥そうですね」

 

サーシス「‥もしかしてヴィオラはドレスや宝石や美味しいものに興味がないのですか‥?」

 

ヴィオラ「そうですね。あまり興味ないですね」

 

サーシス「えっ‥。‥そうだったんですか」

 

サーシス「こっ今度は研究しておきますから!」

 

ヴィオラ「はあ‥」

ヴィオラ「疲れたわ‥」

 

メイド「まあまあ奥様。今日は楽しまれましたか?」

 

ヴィオラ「旦那様はよかれと思ったのでしょうけど。ちょっと生きたいところと違ったというか‥」

 

メイド「まあ‥だいたいの察しはつきますわ」

 

ヴィオラ「高級品をプレゼントするだけが人を喜ばせる方法じゃないって‥ご存知ないのかもしれませんね」

 

ヴィオラ「今まではそういう人しか周りにいなかったのだとすれば、旦那様ってばちょっと可哀想かもです」

 

ヴィオラ「旦那様は富と権力を兼ね備えたハイスペック美形さんですからね!そこに目が眩んだ人しか寄ってこなかったのかも。ありえる話です」

 

ヴィオラ「あっ生意気なこと言っちゃったわね」

 

メイド「いえ、おっしゃるとおりですので‥」

 

メイド「むしろ旦那様をご理解いただけてうれしく思いますわ!」

 

メイド「奥様‥朝でございますよ」

 

ヴィオラ「んんー」

 

ヴィオラ「もうちょっと寝かせてー」

 

メイド「昨日はお疲れでしたものね。わかりましたわ」

 

サーシス「ダリア」

 

メイド「なんでしょう。旦那様」

 

サーシス「ちょっと聞きたいことが」

 

ヴィオラ「あら‥?」

 

メイド「お目覚めですか、奥様」

 

ヴィオラ「すっかり朝寝坊しちゃったみたいね」

 

ヴィオラ「旦那様は今どちらへ?」

 

メイド「別棟でやることがあるみたいです。だいぶかかりそうかと‥」

 

ヴィオラ「じゃ今日はゆっくりできそうね!」

 

サーシス「ヴィオラ!!今すぐ来てください!」

 

ヴィオラ「へっ?」

 

サーシス「別棟の改装が完了したんです!」

 

ヴィオラ「‥なんというか」

 

ヴィオラ「思ったより素朴な感じで落ち着きますねぇ」

 

サーシス「そうですか!それはよかった!!」

 

サーシス「ヴィオラにとってここはよくない思い出だと思うのでできるだけ変えたいと思って‥」

 

ヴィオラ「でも私ここへは入ったことないですよ?」

 

サーシス「あ」

 

サーシス「‥いっそ建て替えた方がよかったか‥?」

 

ヴィオラ「滅相もないです!」

 

ヴィオラ「でも本当に慎ましやかな感じで素敵です。本館とは対照的にとても寛げそうな空間ですね」

 

サーシス「実は‥ヴィオラが喜ぶことが知りたくてダリアたちに貴方の好みを聞いたんです。先日のデートは失敗だったようなので‥」

 

ヴィオラ「え‥‥」

 

ヴィオラ「それじゃここは全部私の好みに‥?」

 

サーシス「ここも自由に使ってくださいね。この屋敷は全て貴女のものですから」

 

サーシス「こちらも見てくださいヴィー!」

 

ヴィオラ「わ、本がたくさん‥!」

 

ヴィオラ「もしかしてこの本も‥」

 

サーシス「はい、皆に意見を聞いて貴女好みの本を」

 

サーシス「本館の図書室もヴィー好みの本を増やす予定です」

 

ヴィオラ「推理モノや紀行モノにお料理や染物園芸の本ですか」

 

サーシス「本も自由になさってくださいね!」

 

ヴィオラ「それじゃちょっとだけ借りていきますね」

 

ヴィオラ「そろそろ戻りましょう」

 

サーシス「そうですね」

 

ヴィオラ「内装全取っ替えでいったい、いくらしたんでしょう‥」

 

ヴィオラ「そういえばずっと手を引かれたままですね」

 

ヴィオラ「別に逃げたりしませんのにね」

 

誰かこの状況を説明してください!14話を読んだ感想

 

ヴィオラとサーシスはデートするものの良いデートとはなりませんでした。

今迄、庶民の暮らしをしたことがないサーシスにとり、ヴィオラが本当にどんなデートを求めているのか理解出来ないのかもしれません。

私としてはヴィオラとサーシスには最高の夫婦になって欲しい願いがあるのですが、お互いの価値観が異なるそう簡単にはいかないのかもしれません。

ただ、サーシスがヴィオラ好みの部屋を別棟に作ったのは驚きました。

今迄は高級品をプレゼントすることが女性を喜ばす方法だと思っていたのに、初めてヴィオラの気持ちを考えたサプライズをしたのはサーシスに心の変化が表れているように感じました。次回がどんな話になるのか楽しみです!